歯と歯の間の汚れスッキリ!デンタルフロスの選び方と使い方を解説

歯と歯の間の汚れスッキリ!デンタルフロスの選び方と使い方を解説

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はじめに

歯と歯の間に溜まる汚れは、歯ブラシだけでは完全に取り除くことが難しいため、デンタルフロスの使用が推奨されています。特に歯間部分は、虫歯や歯周病の原因となることが多く、日々のケアにおいて重要なポイントです。デンタルフロスを活用することで、歯ブラシでは届かない部分の汚れもしっかりと除去でき、口腔内の健康を維持する助けになります。

しかし、デンタルフロスにはさまざまな種類が存在し、それぞれ使い方や特徴が異なります。本記事では、デンタルフロスの種類とその選び方、そして効果的な使い方について詳しく解説します。適切なフロスを選んで毎日のケアに取り入れることで、清潔で健康的な口腔環境を手に入れましょう。

デンタルフロスの種類

デンタルフロスには大きく分けて2つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解し、使いやすさや目的に応じて選びましょう。

ホルダータイプ(糸ようじ)

ホルダータイプは、フロスがあらかじめプラスチック製の持ち手に取り付けられているため、初心者や子供でも簡単に使用できます。手軽に使える点が魅力で、「F字型」と「Y字型」があります。F字型は前歯に使いやすく、Y字型は奥歯にも届きやすい形状です。すぐに使えるため、デンタルフロスを初めて使う方や、使い慣れていない方には特におすすめです。

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使いやすいY字ホルダーで歯間部への挿入がスムーズ。切れにくいナイロンフロスで繰り返し使用可能。フロスにわずかなたるみを持たせることで、束上のフィラメントが歯面に巻き付くように広がり、効果的にプラークを除去します。1箱10本入り。

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ロールタイプ

ロールタイプは、長いフロスがケースに巻かれており、自分で好みの長さに切って使用するタイプです。最初は扱いにくいと感じるかもしれませんが、慣れてしまえばコストパフォーマンスが良く、フロスの長さを自由に調整できる利点があります。また、歯並びが悪い方や詰め物や被せ物がある方にも適しており、デンタルフロスの中でも広く利用されています。

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ルシェロ フロス ミントワックス(対象:12歳以上)
マイクロファイバーを使用しているので、プラークを吸着、強力除去が可能。爽やかな香りのミントワックスでコーティングし、くさび状の極細繊維を束ねることで汚れを効率よくかき出せるデンタルフロスです。ピンク・グリーン・イエロー・パープルの4色からお好きな色をお選びください。

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デンタルフロスの選び方

デンタルフロスを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮することで、効果的かつ快適なオーラルケアを実現できます。形状、素材、ワックスの有無、個々の口腔状態に合わせて選ぶことが大切です。

形状による選択

デンタルフロスには主に「ホルダータイプ」と「ロールタイプ」の2つの形状があります。ホルダータイプは、プラスチックの持ち手にフロスが取り付けられているもので、使いやすく、特に初心者や子供におすすめです。前歯にはF字型、奥歯にはY字型が適しており、それぞれの位置に合わせて選ぶとよいでしょう。一方、ロールタイプは、ケースに巻かれた糸を必要な長さに切って使うタイプで、コスパがよく、長さを調整できるのが特徴です。歯並びが悪い方や詰め物がある方には、自由に操作できるロールタイプが向いています。

素材による選択

デンタルフロスの素材も選択のポイントです。主にナイロン、ポリエステル、ポリエチレンの3つの素材があります。ナイロン製は現在の主流で、丈夫で歯垢をしっかりと絡め取る効果が高いです。ポリエステル製は柔らかく、歯茎への刺激が少ないため、敏感な方に適しています。ポリエチレン製は強度が高く、細いため、狭い歯間にもスムーズに通すことができます。

ワックスの有無

デンタルフロスにはワックス付きとノンワックスのものがあります。ワックス付きのフロスは滑りが良く、初心者でも歯間に入りやすいのが特徴です。歯並びが狭い方や慣れていない方にはワックス付きが適しています。一方、ノンワックスは摩擦力が高く、より効果的に歯垢を取り除けます。フロスが歯に引っかかる感覚がわかりやすいため、虫歯の早期発見にも役立ちます。

個人の状態に合わせた選択

自分の歯や口腔状態に合ったフロスを選ぶことも重要です。歯間が狭い方は、ワックス付きや細いタイプが使いやすく、歯列矯正中の方には専用のフロスがおすすめです。また、出血しやすい方には、柔らかい素材のフロスが歯茎への負担を軽減してくれます。

デンタルフロスの使い方

デンタルフロスを使うことで、歯と歯の間に溜まった歯垢や食べカスをしっかり取り除くことができます。ここでは、デンタルフロスの正しい使い方を「ホルダータイプ」と「ロールタイプ」に分けて解説します。

ホルダータイプ(糸ようじ)の使い方

ホルダータイプは、フロスがプラスチックの持ち手に取り付けられているため、初めてデンタルフロスを使う人や子供にも使いやすいのが特徴です。以下の手順で使用します。

  1. フロスを歯間に挿入
    鏡を見ながら、フロスを歯と歯の間に垂直に当てます。前後に少しずつ動かしながら、ゆっくりと挿入します。この時、無理に押し込まず、力をかけすぎないようにしましょう。
  2. 歯垢を除去
    フロスが歯間に入ったら、歯の側面に沿わせて上下に動かし、歯垢を取り除きます。フロスを歯に巻きつけるようにして、両側の歯面をしっかり清掃します。
  3. フロスを取り出す
    フロスを上下に動かしながら、ゆっくりと横にスライドさせて取り出します。フロスが歯に引っかかった場合は、角度を変えて慎重に取り出しましょう。

ロールタイプの使い方

ロールタイプは、ケースに巻かれたフロスを自分で切って使用するタイプで、コストパフォーマンスが良く、歯並びが悪い方や詰め物がある方にも適しています。以下の手順で使用します。

  1. フロスの準備
    約40cmのフロスを切り取ります。目安としては、指先からひじまでの長さです。
  2. 指への巻き付け
    左右の中指に2~3回巻きつけ、指と指の間を1~2cmの長さにします。この部分を歯間に挿入して使います。
  3. 歯間への挿入
    フロスを歯と歯の間に当て、前後に小さく動かしながらゆっくりと歯間に挿入します。勢いよく入れると歯茎を傷つける可能性があるため、慎重に行います。
  4. 歯垢の除去
    フロスを歯に沿わせて上下に動かし、歯垢を取り除きます。隣り合った歯の両面をしっかりと清掃し、同じ箇所を2~3回スライドさせると効果的です。
  5. フロスの取り出し
    フロスを横にスライドさせながら、ゆっくりと取り出します。使用済みの部分を指に巻き取り、次の歯間へ移動します。

使用時の注意点

フロスは力を入れすぎず、歯茎を傷つけないように注意しましょう。鏡を見ながら行い、適切な位置を確認しつつ使用するのが効果的です。1日1回、特に就寝前に使用すると口腔ケアの効果が高まります。

デンタルフロスの正しい使い方を習得し、毎日のケアに取り入れることで、健康な歯と歯茎を保ちましょう。

デンタルフロスと歯間ブラシの違い

デンタルフロスと歯間ブラシは、どちらも歯と歯の間の清掃に使われる歯間清掃用具ですが、それぞれに異なる特徴や使い方があります。ここでは、その違いを詳しく解説します。

適した歯間の幅の違い

デンタルフロスと歯間ブラシの最も大きな違いは、適用する歯間の幅です。

デンタルフロスは、歯と歯の間が狭い部分に最適です。歯と歯が接している部分までしっかりと糸が入り込み、ブラッシングでは届かない細かな隙間の歯垢や食べカスを取り除くことができます。特に、矯正器具がなく、歯並びが比較的良い人には、デンタルフロスが適しています。

歯間ブラシは歯間が広い部分やブリッジがある場合に効果的です。歯と歯の隙間が広い人や、歯周病などで歯茎が下がっている人には、デンタルフロスよりも歯間ブラシの方が適している場合が多いです。

使用者と清掃範囲の違い

デンタルフロスと歯間ブラシは、使用者や清掃範囲にも違いがあります。

デンタルフロスは子どもから大人まで、すべての人に推奨されています。歯と歯が接している部分の汚れを取り除くことができ、虫歯や歯周病の予防に効果的です。また、フロスが歯の側面にしっかりと接触することで、プラーク除去の精度が高まります。

歯間ブラシは、歯の隙間が広い人やブリッジをしている人に特に効果的です。デンタルフロスでは届かない広い隙間をしっかりと清掃でき、歯周ポケットやブリッジの下に溜まった歯垢も効率よく除去できます。

理想的な使い分け

デンタルフロスと歯間ブラシは、どちらか一方だけを使うのではなく、歯の状態に応じて使い分けることが理想的です。例えば、狭い歯間にはデンタルフロスを使い、広い隙間やブリッジがある部分には歯間ブラシを使用することで、より効果的な口腔ケアが可能になります。また、定期的に歯科医師に相談して、自分に合ったケア方法を確認することも重要です。

このように、デンタルフロスと歯間ブラシは、それぞれの特徴を理解し、正しく使い分けることで、口腔内をより清潔に保つことができます。

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まとめ

デンタルフロスは、歯と歯の間に溜まる汚れや歯垢を効果的に取り除くための重要なケアアイテムです。歯ブラシだけでは取り除けない汚れが原因で、虫歯や歯周病が発生することがあるため、フロスの使用が推奨されています。フロスにはホルダータイプとロールタイプがあり、それぞれに特徴があります。素材やワックスの有無も選び方のポイントで、口腔の状態に合ったフロスを選ぶことが大切です。

また、歯間ブラシは歯の隙間が広い部分やブリッジ部分の清掃に適しており、状況に応じて活用できるとより効果的です。正しい使い方を習得し、毎日のケアにデンタルフロスを取り入れることで、より清潔で健康的な口腔環境を維持しましょう。デンタルフロスを検討されている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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